【相場予測】FOMC金融政策発表に相場はどう動く?さらに、今も不透明感が続く米中貿易協議に新たな展開!話題の米中貿易戦争についてもまとめてみました。
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先週、トランプ氏の発言により「米中貿易は延期!」と発表されましたが、何ぞの事や?と疑問に思ったのは私だけでないはず。(無知を隠したいので、そうであってほしいという願望もこめて)
ただ、言葉は昔から知っていました。みなさんもFX関連の事を調べていると、米中貿易協議や米中貿易戦争という言葉をよく目にしませんか?米中のことなんだろうけど、一体何が起こっているんだろう…疑問を持ちつつも気になっている方多いと思います。
少し難しい問題なので、分かりやすいよう簡単に解説してみました。米中貿易戦争について、それに対する相場の影響度、あとは今日の相場についてFOMC金融政策発表がどう影響するかまとめてみたので参考にしてみて下さい('ω')ノ
- そもそも、米中貿易戦争とは?
- どんな経緯?
- 今はどんな状況?これからどうなる?
- 米中貿易戦争の影響は相場にも?
- 今現在の相場は上昇傾向。しかし判断材料は他にも必要
- 3月19日の経済指標まとめ
- 3月19日のリアルタイム相場状況(ドル円・南アフリカランド円)
- 米中貿易戦争だけで相場を判断するのは危険
そもそも、米中貿易戦争とは?
「え、戦争起こってるの?」なんて本気で思ってしまいましたが、一応これは物の例え。 簡単に言ってしまえば米中貿易戦争とは、アメリカと中国が貿易で対立して、お互いが譲らず高い関税を掛け合って、とにかく互いの輸入を減らしている戦闘状態です。
まず発端はアメリカ。アメリカは中国との貿易で赤字を抱えているので、中国からの輸入を減らすために高い関税をかけたところ、中国もアメリカの輸入品に高い関税をかけて・・・という貿易交渉が続いていて、もう泥沼合戦ですww
どんな経緯?
発端はアメリカからと言いましたが、一体どんな経緯だったのでしょう。もともとアメリカは中国の輸入量に脅威を感じているんですよね。だからこそ、2018年1月にトランプさんが中国を警戒して、家電や鋼鉄製品などに追加関税をかけ始めました。そこからが地獄の始まり。
今度はその1ヶ月後ほどに中国が果物に追加関税をかけるといった流れから、お互い偉い人が出てきて話合いに発展。しかし自体は解決せずに、ついには2018年7月、アメリカが300ドルほどの輸入品に25%の関税を追加するという対する「第1弾の関税措置」を始動。
ただ中国も黙っていません。同じく25%の関税を追加。そうこう続けているうちに互いに第2、3弾と自体は悪化。しかし、今現段階ではトランプが米中首脳会談を6月に先延ばしにするなど、話し合いを避け落ち着いている状態が続いています。つまり何も解決していない状態なんですね。
今はどんな状況?これからどうなる?
米中首脳会会談が6月に先送りになる可能性があるので、話し合いを避け落ち着いている状態が続いていると言いましたが、3月上旬にはトランプ首相が「米中貿易協議が最終局面に入った」と報道されています。
トランプ氏は会談の意欲を見せつつも会談は延期。依然と不透明な感じは継続され、どちらかが折れることはなく、引き続き関税の追加合戦が続くかもしれません。ただお互いにとって1番の輸入と輸出の貿易関係です。それを互いに脅かしているので、どちらも。経済成長に大きく関係してくる問題です。今はまだ分かりませんが、果たしてどのような結果になるのか。
米中貿易戦争の影響は相場にも?
もちろん相場にも大きく影響していて、先日には米中貿易協議の早期決着が後退したことで、相場が押さえつけられ株価が上がった銘柄もあれば下がった銘柄もあり、状況はまちまちでした。
それだけ注目している会談が延期になると相場予測もつきにくく、動きが不透明になりやすいです。経済が注目している大きな会談や発言はそれだけ相場に大きく影響するので注意が必要です。
今現在の相場は上昇傾向。しかし判断材料は他にも必要
さて、簡単に米中も問題についてお話しました。今現在の相場は、アメリカ株・中国株・日本株が揃って値上がりしている状態で、合意に向かって前進しているという判断に対しての期待も含められているかと思います。
なのでドル円相場にしかり全ての関わる相場で上昇傾向が見られていますが、本日の材料は他にもあります。それこそEU離脱問題の要因もあり、不透明な部分が多いので、これだけを判断材料に取引するのは非常に危険です。
3月19日の経済指標まとめ
- 9時30分~豪)RBA議事録公表
- 18時30分~英)失業率・失業保険申請件数
- 19時~独)ZEW景況感調査
- 23時~米)製造業受注指数
本日は23時~米)製造業受注指数への注目が高まります。FOMCを控え、ドル円相場は慎重な動きになりなりそうです。さらに、豪)RBA議事録公表 で豪ドル円相場、南アフリカランド円相場が動いたことで、慎重になる可能性もあれば明日のFOMCに向けて夜の指標発表で活発な動きを見せる可能性も考えられます。
3月19日のリアルタイム相場状況(ドル円・南アフリカランド円)
ドル円は明日のFOMCに向けて控え目な動きが続いています。
同じく南アフリカ円相場も控え目な動きが続いています。ちなみに、本日の9時30分~豪)RBA議事録公表によって南アフリカランド円相場は大きく動きましたね。やはりオーストラリア指標は南アフリカランド円の動きが顕著に出やすいですね。南アフリカランド円で取引をするのであれば、オーストラリア指標にはぜひ注目してほしいです。南アフリカランド円は、高金利通貨なのでスワップ目的の取引でもオススメですね。
▼昨日も南アフリカランド円で取引しました。スワップ狙いも可能です。
米中貿易戦争だけで相場を判断するのは危険
今日重要の経済指標もあれば、今日に限っては明日のFOMCの発表を控えた状態でもあります。さらに、英会議のEU離脱問題と、未解決な問題が多くいまだ不透明感は続いているので材料としてはありすぎる位で逆に悩んでしまいますね。
米中貿易戦争だけで相場を判断するのは危険なので、情報収集は非常に大切であり、少しでも多くの材料を集めて取引に臨むことをオススメします。本日は明日のFOMCをどう消化して前に進んでいくのかも気になるところです。それではこの辺で、チャオ!