FXで分散投資のメリット・デメリットを理解する事で見えてくるもの
【広告】当ブログ記事はアフィリエイト広告を掲載しています。
投資には集中投資と、分散投資と呼ばれるものがあります。ざっくりいうと、ハイリスクハイリターンの集中投資、ローリスクローリターンの分散投資といった感じでしょうか?どちらにもメリットとデメリットがあります。
基本的に私がおすすめしたいのは分散投資です。今日はFXにおいての分散投資について、メリットとデメリットを書いていきます。
FXでの分散投資とは?
FXというのは、外国為替証拠金取引の事で、外国為替の売買で差益を受け取る金融商品です。FXは自分が買った時のレートより売った時のレートが上がっていれば、その分の差額の儲けが出ることになります。逆の場合は損失になります。
FXで分散投資を考えると2パターンがあります。10万円を投資すると仮定して説明します。
1、時間差で投資していく方法
10万円をまとめて全て投資するのではなく、時間、日程を分けて投資します。例えば今日は3万円、明日は4万円、明後日は3万円といった感じに分散させるのです。
2、色々な通貨で取引する方法
10万円を全て一つの通貨に投資するのではなく、複数の通貨に投資します。例えばドル円に5万円、ユーロ円に3万円、ポンド円に2万円といった感じに分散させるのです。
FXだけでいうと、これらが分散投資になります。更に言えば、FXとFX以外といった感じで、投資の種類を分散させる事でも、分散投資になります。
分散投資のメリット
先ほども説明しましたが、分散投資では資金をまとめて投資しません。なので、まとめて資金を失うというリスクは少ないです。例えば豪ドル、米ドル、ユーロなど色々な外貨に投資することで、一つの通貨が大変な状況になってしまっても、損額を他の通貨で補うことができる可能性があるからです。
FXで分散投資をする場合は、なるべく異なった動きをする通貨ペアを選ぶ方が良いと思います。動きが連動していたら、分散投資のメリットが薄れてしまいます。
時間差での分散投資も、例えば豪ドル円の様に動きが激しい通貨ペアの場合には、投資するタイミングを決めるのが難しいものですので、毎月の投資額を決定して時間で分散して進めるほうがリスクは減らせるはずです。
分散投資のデメリットとは
では分散投資のデメリットはなんでしょうか。デメリットは集中投資に比べて一回で取れる利益が少ない事です。
まとめて資金を投資する集中投資はリスクも大きいですが、その分ハイリターンです。 投資した通貨ペアが予想通りの動きを見せた場合には集中投資の方が大きく利益を取る事が出来ます。
また、状況によってはガッツリ利益を取れるチャンスもあるので、勝負所では利益を大きくとる事も重要です。
ただ、毎回毎回予想通りにいくような人はほとんどいないし、勝負所なんて不確かなものなので、なるべくなら集中投資は避けた方がいいのかなって私は思っています。
結局集中投資、分散投資どっちがいいの?
正直、どっちが良いかは人それぞれです。リスクを冒してギャンブルの様に資金を集中投資し、がっつり儲けを出す方もいますし、分散投資で一回の利益は少ないけれど、プラス、マイナスになりながらもコツコツ儲けを出している方もいます。
ただ、東芝の例もあるように、いつ何が起こるか分からない世の中です。自然災害やテロ、戦争なんかでも影響を受けるので、集中投資でまとまった資金を投資してしまうのは危険かな、と個人的には思います。